音楽とカメラとMacの日常風景

日常風景などを語ります。

休日出勤

今日は休日出勤である。日曜日の午前9時。今頃同僚たちはまだ夢の世界にいるか、あるいはダラダラとした気分で起き上がり、テレビのスイッチをつけ、毒にも薬にもならない情報番組を見ながら今日一日何をして過ごそうかと考えているところだろう。それとも我が子の野球やサッカーのグランドの片隅で、PM2.5と花粉の混ざった空気にまみれながら、我が子をじっと見守っているところか。視線の先にあるもの、そこにはかわいらしくも頼りない我が子。自分の血を引いているのだから、もうちょっと俊敏に動いてもよいだろうに、なぜボールに対してこうも鈍感なのだろうか、空間認識力が今ひとつ足りないのだろうかなどと、ため息交じりに見学をしているところだろうか。

私は今仕事場にいる。そこには情報番組のスイーツも無ければ、かわいい我が子の姿もない。ただあるのは膨大な書類が積まれ、薄汚れたデスクが並び、時折、サーバーのファンの音が聞こえてくるだけだ。

これからやるべき事務処理の膨大さにめまいが起きそうだ。

重たい気分を引きずりながら、仕事を始めることにしよう。