振る舞い方
昨年の反省
思い返してみると、旧年中の職場でのコミュニケーションにおいて、とても恥ずかしい思いをして後悔した場面がたくさんある。もっと「頼りがいのある人」と思われるように、職場での振る舞い方や仕事の進め方について考え直してみたい。
「頼りがいのある人」と思わせるために必要なもの
専門的知見とコミュニケーション能力の二つであろう。これらは互いに絡み合っている。一方で、専門性の高さは、(少なくても自分の職場では)自分と、そこに関わる本当に近しい同僚でない限り、あまりよくわからないケースが多い。コミュニケーション能力については、人物の印象を大きく決定づける。だから、こちらのほうがとても大事である。そういえば、プライベートで訪れた街中の店で感動するのは、たいていが店員さんのコミュニケーション能力の高さだ。高級店ですばらしい商品やサービスを享受しても、その大半はそれなりのコストを支払った上での当然の贅沢である。自分が今求めているのは、店員さんそのものへの評価のようなものだ。
適切な表現をすることの大切さ
旧年中、上司から「無駄な話(文章)が長い」と指摘された。何度言われても自覚がなかったことに業を煮やした先輩は、重要な場面での私の話しぶりをレコーダーに記録し、MP3ファイルにしてわたしてくれた。さらに、テキスト化し、適切な表現に直してくれた。つまり、模範解答をくれたのだ。話や文において、無駄が多いとは、すなわち、伝えるべきことが洗練されていないということだ。
アナウンサーの話し方を参考に、適切な日本語を話す
特に今日から気を付けるのは、声の抑揚とスピードに絞る。滑舌に関しては、子音をはっきり、母音を大切に話すことを心掛ける。
職場で、適切に表現しふるまうことは、信頼感につながる。うっかりミスが多い、大した成果もない中で文句ばかり言っては格好悪い。ぜひともさわやかな印象を与えるようになろうと思う。