仕事を素早く行うコツ
仕事が遅くてダメな自分
お盆休みが終わり、セカンドステージが始まろうとしている。思えば、4月からの4ヶ月間、私は仕事がとても遅く、常に追われている感じでいっぱいだった。精神状態があまりよくなく、当然ながらクォリティやクリエイティビティが低く、終わってみれば、苦労した割には報われていないような感じだ。そこで、もう一度、仕事のとらえ方を一から見直し、セカンドステージではぜひとも余裕をもって仕事を行い、クォリティの向上やクリエイティビィに満ちた結果を出したい。
上記の書籍をもとに、引用したりまとめたりしたものが下記の内容になる。したがって、本の内容にかなり近いものがある。
仕事は、準備と作業、表現の3段階である
膨大で多岐にわたる仕事を、タスクに分け、時間管理をシビアに行うことで、効率よく仕事をしたい。タスクに分けるためには、下記のルーティンで段取りを行うと良いと考えた。
準備
- ゴールを決める。
- プロジェクト全体を細かい工程に徹底的に分解し、それぞれをタスクとして所要時間を見極める。
- その中でも特に時間のかかる、大変なタスクを見極める。
- 同僚や他の部署、他の作業に依存してしまうタスクを見極める。
- 段取り(順番)を決める。
作業
完璧を求めず、合格点を見極める。仮に、20点で良いものであれば、23点くらいを狙うことで、印象を良くする。
- 一発で合格点をもらえるようにする。数字等、間違えてはいけない要素については、たとえ20点の仕事であっても正確に記述する。
- 無駄を省き、使える道具やアイデア、人はどんどん使う。キーボードショートカット等の小技も使いこなす。一つ一つがわずか数秒のムダでも、積もれば膨大なものになる。
- 期限をオーバーしてしまうときには、必ず期限の再設定をする。失敗してしまったものは仕方が無い。大事なのは、1回の失敗だけに止められるかどうかだ。
表現
- 依頼者やクライアント等、自分以外はすべて顧客だと考え、満足してもらえるような気遣いを忘れない。
仕事は、初動のスピードが肝心だ
- 5時間かかる仕事を、5時間分確保してから取りかかるのでは遅い。
終わりに
次回は、タスクをスケジュールに落とし込むためのツールやテクニックについて、考えていきたい。
自分の時間を持つ
自分の時間を持つことは、仕事量の膨大さから不可能だと思っていたが、自宅に仕事を持ち帰り、家で落ち着いた雰囲気で行うことで、少しは可能であることを発見した。
趣味である、ガジェットを横に置きながら静かに仕事をするのも悪くないかと思い始めた。これからは、しばらくの間、自宅に持ち帰ることにしよう。
休日出勤
今日は休日出勤である。日曜日の午前9時。今頃同僚たちはまだ夢の世界にいるか、あるいはダラダラとした気分で起き上がり、テレビのスイッチをつけ、毒にも薬にもならない情報番組を見ながら今日一日何をして過ごそうかと考えているところだろう。それとも我が子の野球やサッカーのグランドの片隅で、PM2.5と花粉の混ざった空気にまみれながら、我が子をじっと見守っているところか。視線の先にあるもの、そこにはかわいらしくも頼りない我が子。自分の血を引いているのだから、もうちょっと俊敏に動いてもよいだろうに、なぜボールに対してこうも鈍感なのだろうか、空間認識力が今ひとつ足りないのだろうかなどと、ため息交じりに見学をしているところだろうか。
私は今仕事場にいる。そこには情報番組のスイーツも無ければ、かわいい我が子の姿もない。ただあるのは膨大な書類が積まれ、薄汚れたデスクが並び、時折、サーバーのファンの音が聞こえてくるだけだ。
これからやるべき事務処理の膨大さにめまいが起きそうだ。
重たい気分を引きずりながら、仕事を始めることにしよう。
振る舞い方
昨年の反省
思い返してみると、旧年中の職場でのコミュニケーションにおいて、とても恥ずかしい思いをして後悔した場面がたくさんある。もっと「頼りがいのある人」と思われるように、職場での振る舞い方や仕事の進め方について考え直してみたい。
「頼りがいのある人」と思わせるために必要なもの
専門的知見とコミュニケーション能力の二つであろう。これらは互いに絡み合っている。一方で、専門性の高さは、(少なくても自分の職場では)自分と、そこに関わる本当に近しい同僚でない限り、あまりよくわからないケースが多い。コミュニケーション能力については、人物の印象を大きく決定づける。だから、こちらのほうがとても大事である。そういえば、プライベートで訪れた街中の店で感動するのは、たいていが店員さんのコミュニケーション能力の高さだ。高級店ですばらしい商品やサービスを享受しても、その大半はそれなりのコストを支払った上での当然の贅沢である。自分が今求めているのは、店員さんそのものへの評価のようなものだ。
適切な表現をすることの大切さ
旧年中、上司から「無駄な話(文章)が長い」と指摘された。何度言われても自覚がなかったことに業を煮やした先輩は、重要な場面での私の話しぶりをレコーダーに記録し、MP3ファイルにしてわたしてくれた。さらに、テキスト化し、適切な表現に直してくれた。つまり、模範解答をくれたのだ。話や文において、無駄が多いとは、すなわち、伝えるべきことが洗練されていないということだ。
アナウンサーの話し方を参考に、適切な日本語を話す
特に今日から気を付けるのは、声の抑揚とスピードに絞る。滑舌に関しては、子音をはっきり、母音を大切に話すことを心掛ける。
職場で、適切に表現しふるまうことは、信頼感につながる。うっかりミスが多い、大した成果もない中で文句ばかり言っては格好悪い。ぜひともさわやかな印象を与えるようになろうと思う。
自分探しの旅ツールとしてのリフィル
はじめに
システム手帳用にリフィルを購入。もうすぐ新年を迎えるので、今まで使用頻度の低かったシステム手帳を活用しようと思って、文房具屋に行った。
購入前に、見開きにするか月間にするか、2週間をまとめて表示できるものにするか・・・などあらゆるレイアウトの中から自分に必要とする物を検討した。
検討した結果、下記のように整理をしてみた。
月間表示
細かな予定を書く必要が無く、大まかに見渡す人向け。
2週間表示
日々の振り返りを簡単に書き記す日記風の使い方をしたい人向け。
1週間表示、タイムスケジュールあり
毎日の予定を時間単位で把握したい人向け。
1週間表示、右ページはメモ
スケジュールを1週間単位で把握しながらアイデアを書き加えていく人向け。
その他たくさん候補はあるが、売れ筋としては、どうやら週間単位のものらしい。
スケジュール確認用途か、自己啓発用途か
自分としては、仕事場以外でスケジュールを確認のは、イベント名を見てその内容をシミュレーションする程度。したがってそんなに細かくなくてよいのだ。イベントの日にちとネーミングさえわかれば良い。どちらかと言えば、自己啓発のための目標決定や振り返りのメモを書きためたい。したがって、見開き2週間表示のものを購入。さっそく、今日までのことを振り返って自己啓発につながるフレーズを書き込んでいった。
自分が大切にしたいことは、「その時どう思ったか。次にどう生かすか。」であり、定期的に振り返って自分の成長に必要な物、足りない物がわかればよい。そしてそれは仕事、プライベートの両方にある。
あるときには段取りの仕方について気がついたことを書くことがあれば、気に入ったカフェの場所を書くこともある。
それらを通じて自分の成長になれば・・・と思うのだけれど、ここで一つ新たな疑問が。それは、いったい自分は何を目指しているのだろうかということ。
スキルをあげて行く中で、人間として自分はどのように成長したいのか、まだ見えてこない。つまり、自分というものが何か、何を目指しているのかがわかっていないのだ。
今年は、自分探しの旅のお供としてリフィルを活用してみよう。
天の川
連休と新月の重なる14日は天の川撮影の絶好のチャンス
せっかくのお盆休み、しかも今年は新月が重なるということで、天の川を撮影するチャンスです。妻にお願いをして、一晩だけ自由な時間をもらい、奈良県の曽爾高原へ出かけました。
天体撮影はほとんど経験がなかったのですが、下記の本がかなり役に立ちました。
高原到着は午後11時頃。すでにアマチュアカメラマンと思われる人たちが数名、機材をセットしている様子。さっそくIphoneのアプリStar Walkで星の位置を確認し、機材セット。所有するレンズの中で最も明るいEF35mm F1.4Lをセット。このレンズ、おそらくは物撮りが最も得意なんだろうけど、星景写真用と言われるレンズを手に入れるまではがんばって使おうと思う。
できた写真はこちら。ほとんど初めての経験だったけれど、それなりに写って満足。ちなみにLightroomで補正はしてあります。
今回の経験で大事だと思ったこと
- 撮影ポイントなど環境面の精査
- 天の川の位置や月齢などの条件の事前調査
- 適切な機材の準備
1 人工光が少なく、なおかつ安全面な撮影ポイントを探す
人工光が少ないということは、それだけ人里離れているということでもあります。野生動物、特にイノシシやクマなどにはできるだけ遭遇したくありません。また、不適切な行為をするような人たちが集っているような場所は避けたいです。ネットで、星景写真にふさわしい場所をしっかりと事前調査しておくことが大切です。
2 天の川の位置や月齢、何よりも雲の状態などの条件をきちんと事前調査しておく
せっかく時間をつくって訪れても、気象状況や被写体の状況が適切でなければ、撮影は不可能です。下記サイト等で雲の状況をつかんでおきましょう。
3 適切な機材
できるだけF値の小さいレンズ、できれば2.8以下が素人には扱いやすいと思います。ただし、広角で。それから三脚、レリーズは必須です。星・月・夜空の撮影術 (玄光社MOOK)では、下記のように記載されていました。
- 絞りF2.8
- ISO 1600
- シャッター速度30秒
その他クロスフィルターや赤道儀なども、可能であれば準備しましょう。私は今後の購入希望リストに入れてあります。
私は、星景写真について、というか一眼レフそのものについてかなりの素人ですが、それでも楽しめました。日頃の仕事のストレスや喧噪から解放され、自分だけの時間、宇宙空間に思いをはせ、シャッターを切るという行為は至福の時間でした。しかも、周囲には同じことに価値を見いだして集っている見ず知らずの人々がいるという不思議な安心感があり、「仕事をがんばってきてよかった」と思えた瞬間でした。もしこのブログを読まれた方が、少しでも興味を持ってもらえればうれしいです。